センターについて

センター長挨拶

琉球大学工学部地域創生研究センター長 千住 智信:顔写真

センター長

千住 智信

国立大学の法人化により地方の国立大学は地域貢献へ邁進することが求められています。近年では、都市への人口の一極集中や若年労働人口の減少により地方の活性化が愁眉の課題として指摘されているところです。しかし、地方での劣勢は継続しており、地域を活性化するための新たな枠組みの構築が求められているところです。

琉球大学工学部附属地域創生研究センターは、上記のような経緯で琉球大学工学部を中心として保有する人材や知識を活用して地方創生に資するため平成30年11月1日に設置されました。当センターの活動は、当面、三つの研究部門(社会システム研究部門、エンジニアリングソリューション部門、サステンナブルソサエティー部門)で実施されており、産官学との共同研究・受託研究を中心に活動しています。

当センターは、工学部教員のみならず他学部からの協力を得て活動しており、課題解決の糸口は工学的なセンスに限らず、課題解決に必要な最適なソリューションを提供するために文理の壁を越えた解決策を提供することが可能です。また、活動の幅は、教員のみならず技術職員や学生を含むことから多様な活動が可能です。このため、多様性を有する課題解決力を有していることが当センターの強みでもあります。持続可能社会を牽引するための社会人材育成に関する活動も担っており、当センターでは人材育成に関するノウハウや知見も有しております。

地域課題を解決して地方を活性化・発展させることは今後の少子化時代を見据えて非常に重要な課題です。地域の方々が様々な課題を抱えておられますが、先ずは当センターを訪問頂き、地域の諸課題に関して共に問題・課題を共有し、最適な解決策を産学官で見出すことを目指してまいります。

令和2年1月吉日

琉球大学工学部地域創生研究センター長千住 智信

センター概要

<目的>

琉球大学工学部地域創生研究センター外観

本センターは、沖縄地域社会及び国際社会のニーズに対して、本学部の各専門分野が有する高度専門力を基盤に、本学部及び他学部を横断的に集約したシンクタンク部門を形成し、実用的かつ効果的なソリューションを提示するするとともに、琉球大学全体の研究活性、地域貢献及び国際貢献を加速的に推進するリーディング的な研究活動を展開することを目的とする。

<業務>

  • (1)沖縄県、市町村及び内閣府沖縄総合事務局の官側と民間企業のニーズと連携した研究の実施
  • (2)アジア・大洋州の研究拠点を目指した留学生の研究および独立行政法人国際協力機構(JICA)の活動と連携した研究の実施
  • (3)大学院博士前期課程及び後期課程の学生の実践的研究の実施
  • (4)公的研究費の獲得に向けた研究の実施
  • (5)地域社会から委託された材料試験、力学試験及び構造的実験の実施
  • (6)その他、本センターの目的を達成するために必要な業務

アクセスMAP

<センターへのアクセス>

「琉球大学北口」近く(アクセス方法)

お問い合わせ

琉球大学工学部附属地域創生研究センターへのお問い合わせは、下記フォームまたはお電話にて受付しております。

  • 琉球大学工学部附属地域創生研究センター
  • 〒903-0213
  • 沖縄県中頭郡西原町字千原1番地(琉球大学工学部工学科内)
  • お問い合わせ担当者
  • TEL:098-895-8685