社会システム研究部門
研究部門長 神谷 大介 准教授
プロジェクトの概要
社会システム研究部門では、「生活における快適性、利便性、安全・安心性の向上」、「人口減少社会における生産性の向上」などの社会的課題やテーマに対し、各種センサー等の計測技術、AI・機械学習等の分析技術の開発と社会実装に取り組んでいます。
Society5.0やSDGs等への貢献、沖縄をはじめとした島嶼社会への適用など、基礎技術の開発から地域適正技術への変換まで、社会貢献を意図した研究を行っています。具体的なテーマを以下に記します。
- ① IoTセンサーを用いた観光流動推計と観光振興施策
- EBPM(Evidence Based Policy Making)の必要性・重要性に鑑み、IoTセンサーを用いて観光施策の評価・観光流動の推計を行う技術開発を行なっています。
- ② 環境創成・経済振興・災害リスクの相互作用とマネジメント
- 自然環境の再生・保全,観光振興,防災・減災,はいずれも重要なテーマであるが、実社会においてはトレードオフ(自律背反)の側面もある、これらに対し、データ計測と予測技術を用いたマネジメント方策に関する研究を行っています。
- ③ 機械学習による単眼カメラ深度推定技術の開発
- 単眼カメラ画像からその奥行きを推定する技術は自動運転やドローンの自律飛行への利用が期待されており、マルチタスクラーニングを用いて問題の解決を行います。
- ④ 機械学習を用いた交通ビッグデータ分析
- 車の走行実績(プローブ)をはじめ移動に関連したデータをAIで解析し、交通渋滞の緩和や観光トレンド予測に繋げる技術の確立をめざします。
キーワード
- 観光
- 交通
- 災害リスクマネジメント