第25回「沖縄の土木技術を世界に発信する会」シンポジウムにて,神谷部門長が講演いたしました.
- 2020.11.17更新
2020年11月6日に開催されました第25回「沖縄の土木技術を世界に発信する会」シンポジウム,新しい日常に対応するインフラの在り方~Withコロナ,Afterコロナ~にて,社会システム研究部門の神谷研究部門長が『ビッグデータから見るコロナ前後の行動変化』のタイトルで講演を行いました.
2019年に締結した五者間協定(コロプラ・OTSサービス経営研究所・沖縄セルラー・沖縄セルラーアグリ&マルシェ・当センター)により,携帯電話位置情報,アプリ位置情報,定点カメラによる人流計測結果等を提供して頂き,これらに他のIoTデバイスによって取得したデータを加えることにより,那覇都市圏における人流分析結果を示しました.COVID-19の感染拡大および緊急事態宣言などによる観光客数の減少と県民の外出自粛の実態を明らかにしました.さらに,沖縄都市モノレールの券種別乗降客数および駅間乗降客数を分析することにより,県民の昼間の私事交通が減少していること,観光客減少が公共交通の持続可能性に対して大きな影響を及ぼしていることを発表しました.