本センターの併任教員がメディア取材を受けました

 2020年7月30日(木)に琉球大学亜熱帯気候暴露試験場にて、本センター併任教員の下里哲弘教授が、NHK WORLD-JAPANにおいて日本の優れた技術を海外に発信する番組である「Japan’s Top Inventions」の取材を受けました。

 鋼材を橋梁に使用する際には、腐食劣化を防止するため塗装が施されますが、その塗装自体の劣化が課題となっています。これに対し、樹脂とステンレスフレークを用いた高機能塗料が開発されています。厳しい塩害環境下にある本学において、工学部附属地域創生研究センターが製作した実物試験橋の一部に当該塗料を適用し、鋼橋における性能試験を実施しています。番組の取材では、腐食劣化が鋼橋に及ぼす影響や、当該塗料をはじめとする高機能防食材料の適用可能性などについて、下里教授が解説しています。

 本番組は海外への情報発信のために作成されており、放送衛星やケーブル局などを通じて約 160 の国・地域で視聴可能なプログラムです。日本国内では、英語版が下記URLよりHP上にて視聴可能です。また、当該技術に関する部分の日本語版は下記動画をご覧ください(琉球大学取材対応6:55~8:16)。

番組:NHK WORLD JAPAN
URL:https://www.jibtv.com/programs/a_richer_life_with_aluminum/ (English ver.)
   対象技術の説明18:35~、琉球大学取材対応24:15~25:35
Title:A Richer Life with Aluminum -The Birth of High-Performance Materials-

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